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韓国 貨物船 沈没 [メディア、ニュース]

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韓国船沈没、死者9人 警察が船長に事情聴取

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2012年9月まで日本で「フェリーなみのうえ」として航行していた「セウォル号」(提供写真)

韓国南西部の珍島(チンド)沖で16日午前、
修学旅行中の高校生らを乗せた旅客船セウォル号が沈没した事故から丸1日以上が経過した。
乗客ら約270人の安否が確認できないなか、家族らは夜通し救助の知らせを待った。
一夜明け、焦りは怒りに変わりつつある。

港には100人を超す家族らが詰めかけた。
配られた毛布に身をくるみ、海辺に座り込んで現場の方角をじっと見つめる家族たちもいた。
すすり泣きとため息は一晩中、絶えることはなかった。

今回の事故で179人が救助される一方で、28人の死亡が確認され、行方不明者は268人に上っている。

韓国メディアによると、事故当時、操舵(そうだ)手に操縦を指示するなど船長の業務をしていたのは20代の3等航海士の女性で、60代の船長の男性は操縦室にいなかった。法的には問題ないが、航海士としての経験が浅かったと指摘する声が出ている。

事故から丸1日が過ぎた。船内からの救出可能性は、どれだけあるのか。

 日本の国土交通省の資料によると、海に投げ出された人の生存可能時間は、水温が大きく左右する。海水に体温を奪われて消耗するからだ。救命胴衣を着用して軽装の場合、一般的には水温10度で約3時間弱、15度で4時間半程度とされる。韓国の気象当局によると、現場海域の水温は17日朝の段階で11度前後だという。

 救助例はある。2009年10月、伊豆諸島八丈島近海での漁船転覆事故で、遭難から4日後に船内から乗組員3人が助け出された。漁船は完全に裏返しになっていたが、船尾付近の高さ約2メートルの居住区に空気がたまっており、3人は海水につからずに身を寄せ合って助けを待っていた。海上保安庁の潜水士が船内に向かい、潜水具の呼吸器をくわえさせて、船外へ導いた。

 この漁船は全長19メートルで脱出経路が比較的短く、強化プラスチック製で沈みにくかったのも幸いした。一方、今回の事故は全長約150メートルの大型客船。鋼鉄製で重く、沈みやすい。海保幹部は「ビルをひっくり返したのと同じ。助ける側の危険も大きい」と話す。

 細かく仕切られた客室に空気が残り、水につかっていなくても、1部屋ずつ捜すには経路が圧倒的に長く、散乱物の多さから迷路に近くなるという。さらに現場海域は水が濁っているとされ、海保幹部は「視界はほぼゼロ。捜索のハードルは高そうだ」と難航を予想する。(工藤隆治)




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